ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは歯を削らずに白くする画期的な治療です。
以前は歯を白くするためには、歯を削って被せ物をするしかありませんでした。
ホワイトニングはアメリカで開発され、改良が重ねられ、現在では第3世代の薬剤が用いられております。
薬剤には過酸化水素や過酸化尿素といったものが使用され、歯の象牙質に沈着した色素を加水分解することで安全に歯を白くします。
現在では加齢や生活習慣が原因で着色してしまった歯を、こういった薬を使うことによって白くすることができます。

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

クリニックで特殊な装置を使用してホワイトニングする方法です。
高濃度の薬剤を使用し短期間で白くすることができます。
薬剤が高濃度のため、刺激を感じることがあります。
また、短期間で一気に白くするため、ホームホワイトニングほど白くならない、後戻りがしやすいなどの欠点があります。

ホームホワイトニング

自宅で夜間就寝時にマウスピースを使用することで歯を白くします。
クリニックへの来院の手間が最小限で済み、費用も抑えることができます。
最も手軽にはじめられるホワイトニングです。
オフィスホワイトニングに比べ、低濃度の薬剤を使用するため、刺激を感じることは少ないです。
少しずつ白くしますので、ホワイトニング効果の持続性が強いのが特徴です。

*当クリニックではホームホワイトニングを使用しております。

デュアルホワイトニング

上記のホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを両方同時に行う方法です。

当クリニック使用のホワイトニング薬剤であるオパレッセンスはその安全性をADA(米国歯科医師会)やアメリカ連邦食品衛生管理局に認められており、米国で最も信頼のある歯科材料評価機関(REALITY)において最高の評価である5つ星を受賞している薬剤です。ホワイトニングの薬剤としてはアメリカで最も使用されている薬剤です。

ホワイトニングの手順

1.歯面の清掃

1.歯面の清掃

クリニックにて歯科専用の機材を用いて歯面をきれいに磨きましょう。

2.歯型の採取

2.歯型の採取

歯の型をとります。この型を使って、ホワイトニング用のマウスピースを作成いたします。
マウスピースの作成には10日程度かかります。

3.マウスピースの完成

3.マウスピースの完成3.マウスピースの完成

マウスピースとホワイトニング薬剤をお渡しします。

4.ホワイトニングの開始

4.ホワイトニングの開始

ホワイトニング用のマウスピースに薬剤をつけて、装着して寝てください。
朝になったら外して、歯を磨きましょう。

ホワイトニングの費用(税抜)

上顎のみのホワイトニングの場合   20000円

PMTC(歯科医院での歯のクリーニング)+専用トレーの製作+ホワイトニングジェル4本(約2~3週間分)

上下顎のホワイトニングの場合     30000円

PMTC(歯科医院での歯のクリーニング)+専用トレーの製作+ホワイトニングジェル8本(約2~3週間分)

追加のホワイトニングジェル   4本 10000円

※当クリニックは後戻りの少ないホームホワイトニングを行っております。

ホワイトニング よくある質問

何故、歯は変色するのでしょうか?
変色にはさまざまな原因が考えられます。一般的に考えられる原因は加齢やお茶、コーヒー、コーラ、タバコなどによる着色、そして、外傷や歯の古い修復物によるものです。また、発育期の抗生物質(テトラサイクリン等)の服用による副作用やフッ素の使用による変色も考えられます。
どんな人でもホワイトニング可能でしょうか?
ほとんどの人が可能です。しかし、それほど効果がない場合もあります。歯科医師による診査や診断により、あなたがホワイトニングの適応症かどうかを判断します。
安全に使用することが出来ますか?
はい。過酸化尿素を用いる歯のホワイトニングに関しては多くの研究と臨床例が報告されており、また歯科医師の適切な指導のもとでしようすれば、歯や歯肉に悪影響を及ぼすことなく安全に使用することが出来ます。
歯が白くなるまでにどれくらいの期間が必要ですか?
通常は数日後に効果が現れ始めます。個人差にもよりますが、2週間続けることで効果がはっきりでます。
副作用はありませんか?
一般的ですが、治療期間中に知覚過敏(歯がしみるような症状)が起こる場合があります。その場合も治療を中断することにより症状が軽減するか消失しますので、安心して使用することが出来ます。
効果はどのくらい維持するのでしょうか?
個人差にもよりますが、処置前の状態に戻ることはありません。しかし、カフェインやタバコなどの着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は、再度ホワイトニングが必要となります。定期的に歯科医師による診査や診断を受け、継続的に使用して下さい。